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土壌による大気浄化システム(Earth Air Purification System)

浄化のしくみ

EAPは土壌が本来有している浄化作用を利用して、自動車排ガスによって汚染された空気から汚染物質を除去するシステムです。

土壌は粘度鉱物や土壌有機物により構成されていますが、そこには無数の土壌微生物が生息し、様々な生物活動が営まれています。

土壌に窒素酸化物で汚染された空気を接触させてやると、土壌粒子表面における吸着や土壌水による溶解、土壌微生物の代謝作用による吸収や分解が行われ、浄化されてきれいになった空気が空中に放出されます。

大気浄化のしくみ

概要

システム植栽部、土壌層、通気部及び送風機等により構成され、使用土壌は黒ボク土を主体に、通気通水性を上げるため一般造園材料を特殊混合したものである。

型式として土壌層が1層と2層の2タイプあります。

1層式タイプ

1層式システム 1層式タイプでは、汚染空気ファンにより風道に押込まれ、側壁あるいは上面開口部から土壌層下前面にひかれたジオテキスタイルによる通気層を介し、土壌層から排気・浄化されます。土壌部の厚さは約50cmで上部には植栽が可能である。

2層式タイプ

2層式システム  2層式タイプは土壌層を2段とし中間に通気層としての空間を有します。浄化部の高さは通常2m程度になります。
送風量は土壌送風程度で40mm/s、土壌面積1㎡当り1時間に144m3の空気が浄化されます。送風速度は技術開発の課題と考えており、現在、80mm/sをめざし各種実験を継続中です。

EAPの効果

 

事件における浄化効果

大気汚染物質除去性能

窒素酸化物(NOX) 80%以上
一酸化炭素(CO) 90%以上
浮遊粒子状物質(SPM) 90%以上
浄化風量(Flow Rate) 72m3/時間/㎡土壌
窒素酸化物(NOX) 80%以上
一酸化炭素(CO) 90%以上
浮遊粒子状物質(SPM) 90%以上
浄化風量(Flow Rate) 72m3/時間/㎡土壌

道路への適用

平面道路への適用案

高濃度が出現しやすい平面+高架の2層構造の場所においては、図-3に示すような、車道端より汚染大気を吸収し環境施設等に設置した土壌浄化部に通気し浄化する方法や、中央分離帯で浄化する方法が考えられる。

掘割蓋掛道路杭口部への適用案

掘割蓋掛道路や立体交差アンダーパス道路は、交通流対策や蓋掛けによる排ガス拡散防止の点にすぐれた道路構造と考えるが、杭口部分での汚染集中が問題となる場合がある。図-4に、杭口部での環境対策として、露出および登り勾配からの排ガス吸引し、蓋掛け上部空間に設置された土壌部で浄化する方法を示した。

実績

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