高耐力マイクロパイル工法
橋脚補強
災害復旧
鉄道施設(トンネル緩衝工)
旧NETIS登録番号:CG-000014-VE
高耐力マイクロパイル工法とは、従来のマイクロパイル(※)技術にグラウンドアンカー工法の削孔技術、グラウトの加圧注入技術、高強度の鋼管、太径のネジ節異形棒鋼を組み合わせることで、高耐力・高支持力の杭を形成する工法です。狭隘地、近接施工、空頭制限箇所、固い地盤などの厳しい制約を受ける既設橋梁基礎の耐震補強工事、さまざまな構造物の基礎補強工事で用いられ、全国で広く活用されています。
※マイクロパイルとは、杭径が300mm以下の小口径の場所打杭・埋め込み杭の総称です。小型のボーリングマシンを用いて地中の小口径の削孔を行い、鉄筋や鋼管などの補強材を挿入したのち、グラウトを挿入して築造するものです。

設計面
- 小口径で高い支持力を得ることができる。
- フーチング(※)寸法を小さくすることができる。
※フーチングとは:建物の基礎にかかる荷重を分散するために、基部を幅広くしたもの。 - 斜坑の施工が可能で水平力に対し有効に抵抗できる。
施工面
- 施工機械が小型のため騒音・振動が少ない。
- 地中埋設物や既設構造物への影響が少ない。
- アクセスが困難な場所や低空頭の作業空間で施工可能。3.5m程度の空頭制限に対応できる。
- 砂礫地盤、玉石地盤・岩盤などのあらゆる地盤で施工が可能。
- 掘削土量が少ない。
- 橋梁の橋脚・橋台の耐震補強工事。
- 配水池や汚水処理施設などの耐震補強工事。
- 大型重機を搬入できない山岳地での鉄塔などの杭工事。
- 災害復旧工事
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